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【軽め亀夫君問題】パニコ・ザ・パニック2 ~異世界からの呼び声~

[亀夫君問題]

パニコ「な、何!?何なの!?なんか見知らぬ男があたしの目の前で変な踊りみたいなの踊ったりしてなんかもう意味が分からないんですけどお!?誰か助けてええええええええええ!!」

※パニコに質問や指示などをして、問題を解決してあげてください。
※ただしパニコは状況がまったくつかめておらず、パニック状態にあるので注意してください。
※パニコは以前、パニック状態になったとき、突然頭の中に聞こえてきたCindyの人達の声に助けてもらったことがあります。(詳しくは前問参照。でも前問に関してはこれだけ知っていれば大丈夫です)
※亀夫君問題なので、回答はかなり遅くなる可能性があります。
※亀夫君問題としては軽めだと思います。
※タイトルは適当です。
※エロません。


出題者:
出題時間: 2021年7月7日 20:40
解決時間: 2021年7月7日 21:38
© 2021 光四 作者から明示的に許可をもらわない限り、あなたはこの問題を複製・転載・改変することはできません。
転載元: 「【軽め亀夫君問題】パニコ・ザ・パニック2 ~異世界からの呼び声~」 作者: 光四 (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/6160
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簡易解説:男はファンタジー異世界で死んだ魔法使いのパニコ世界への転生者で、Cindy世界と接触したことのあるパニコの近くをたまたま通りかかった刺激で急に前世の記憶が蘇った。異世界転生モノが好きなパニコにそれを伝えれば、男の異常な言動の理由を理解し、パニックは落ち着く。

パニコはささいなことでパニックに陥りやすい、どこにでもいるごく普通の……ではない気もする高校一年生女子。

とある日曜日、駅前に買い物に来ていたパニコの前に、突然、やたらとテンパった男が現れた。

男は異世界からの転生者で、転生前の名前はテンパオ。
剣と魔法のファンタジーな世界にて、勇者パーティーの魔法使いとして活躍中だったが、ダンジョン内にて彼だけ落とし穴の罠にかかり、下にあった炎の罠に焼かれて即死した。

その後、パニコのいる現実的な世界へ転生し、兎角天発太郎(とにかく・てんぱったろう)の名で二十数年間、ごく普通の一般的な男性として生活を送っていたが、たった今、急に前世の記憶を思い出した。
別の異世界(Cindyのある現実世界。テンパオのいたファンタジー世界よりはパニコのいる世界に近いパラレルワールド)と接触したことのあるパニコの近くを通ったことで、時空を越えた記憶の扉が開いたのかもしれない。

とにかくそれで急にテンパりまくる兎角(テンパオ)。本能的にパニコが原因と感じ取ったか、全く初対面の通行人であるはずのパニコにいきなり詰め寄り、次から次に訳の分からないことを矢継ぎ早にまくし立てる。
いわく「俺は魔法使いなんだ」「火炎魔法とか出来るんだ」「本当の名前はテンパオ」「罠にはめられて殺された」「全身を焼かれて殺された」「仲間とともに世界を救うための旅をしていた」などなど。
さらに続けて、実際に火炎魔法をしようと「大気に潜む炎の精霊よ、我に力を……」と呪文の詠唱を始めたり、「むーん……はっ!」とか気合いを入れたり、「ファイヤー!!」とか叫んだりするが、魔力のない今の兎角には何も起こせない。
それらを見たパニコは大混乱、「駄目だこいつ早く何とかしないと!!」と半狂乱に陥り、またも無意識にCindyへの時空の扉を開く。

しかし兎角の言動から、彼は異世界転生者ではないかということをCindyの誰かがパニコに伝えれば、パニコも「転生したらスライムではなかった件」「破滅フラグしかない亀に乗せられて竜宮城に連れていかれる寂れた漁師に転生してしまった……」などの異世界転生モノはかなり好きだったりするので、すぐに状況を理解し、兎角(テンパオ)の言い分を認めて、パニコのパニックは落ち着き、解決する。

前世の魔法使いの能力はもう無いんだし、前世の記憶のことは忘れて今まで通り過ごしたほうがいいと思う、などと話して兎角と別れたあと、パニコは「あ、しまった、ファンタジー異世界の話もっと聞きたかった。メルアド交換ぐらいするべきだったかしら……。……いいや、忘れてほしいんだし」などとブツブツ呟いていた。

その後、兎角は「テンパオ太郎」としてファンタジー小説家デビューし、その本をパニコもたまたま手に取ってまたパニクることになる。


出題者:
参加するには または してください
パトロン:
アシカ人参
と 匿名パトロン 3 名
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Cindy