カメオの住む町のスーパーでは、毎月13日は「卵の日」。卵の値段が半額になるのだという。なぜ13日なのだろうか。
*Q24 tsumuguさんのリサイクルです。
転載元: 「【卵ますか?リサイクル】I'm a superstitious girl」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/6039
:高齢化の進んだカメオの町では、年金支給日が13日。スーパーに買い物に来た客に、行政サービスを提供している。
カメオの住む町は高齢化が進んでいる。住民の8割が年金受給者だ。
家族と住んでいる者や健康な者は問題ないのだが、心身に不安を抱えた独居老人は大きな問題である。
カメオの国では、年金は13日に支給される。
多くの老人は、それを下ろしににスーパーの隣にあるATMに行く。行政はそれに目をつけた。
年金受給者には、そのスーパーの「卵半額券」(記名式)を配布する。
その券を持って買いに来た老人には自動的にワーカーや保健師、看護師が面談を行うことになっているのだ。
わざわざ役所に出向くのは面倒だという老人でも、近くのスーパーに行ったついでなら、抵抗なく面談を受けてもらえる。
行政としても、その時点で生活や体調に何か不安な点があれば、早く手が打てるので歓迎である。
そして、卵を買いに来ない老人は、さらに深刻な問題を抱えているおそれがあるので、家庭訪問を行うことになっている。
なお、スーパーの側も、卵と一緒に他のものも購入してもらえることに加え、卵を半額で売る際の差額の一部は行政が負担することとなっているため、面談場所の提供についても協力的である。
(ちなみに、半額にする対象が卵であるのは、老人でも比較的食べやすく、栄養価の高い食材であること、安価で行政側の負担が定額で済むことなどが理由だとされる。)