一般人が滞在できる人工衛星の実現と共に、地上と人工衛星間を結ぶ交通機関として、小型のシャトルシップが定期運航されるようになった。
シャトルシップ内の乗客は、安全のために宇宙服の着用が義務化されている。
開発時には100kg超だった船外活動用宇宙服は、現在新素材による軽量化が進み、着用方法も簡便になった。
とはいえ、やはり宇宙服はまだまだ重く、体の動きが著しく制限される。
重力のある地上にシャトルシップが着陸すると、急いで宇宙服を脱ぐ客がほとんどだ。
ある日、地上でシャトルシップから降りてきた客が全員宇宙服を着たままだったので、大きな話題になった。
単なる余興ではなかったのだが、なぜわざわざ宇宙服を着て降りたのだろう?
*Q18 名無し編集者さんのリサイクルです。
転載元: 「【交通機関ますか?リサイクル】A sky full of stars」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/5860
:漫画の作画が間に合わなかったから。
「すみません、夜河先生、背景できたので5人のメンバーの顔を描き入れてください。」
「ごめん!!タカハシくん!私こっちの原稿描かなきゃいけないの!あと30分で編集さん来ちゃうからさ、それまでの宇宙服バージョンと同じでいいから描いといてくれる?」
「えーっと、シャトルシップから着陸するとみんなすぐに宇宙服を脱ぐ設定では?脱いだ瞬間にマユカのロングヘアが靡く『ふわっさー』シーンとか人気じゃないですか。」
「それ来週描くから!さらに軽量化してすぐ脱がなくても良くなったとか来週適当に辻褄合わせとくから!とりあえずそれで今回は出しといて!」
「そ、そんな〜〜」
〜週刊誌発売日〜
(お、今週の「スペースゴバッカー」どうなってるかな。
マユカたちが帰還する予定のはず…あれ、お楽しみの「ふわっさー」シーンは?すぐに宇宙服脱ぐはずじゃなかったのかよ?)
お約束のシーンが描かれなかったことで、早速、SNSの「スペゴバ」クラスタでは、「実は入れ替わっているのでは」「メンバーが大怪我をしている」「宇宙服が故障して脱げなくなった」などの来週の展開について持ちきりになっていた。
(まずい…適当に来週お茶を濁そうと思ってたのに。by 夜河舞)
*本解説は完全にフィクションです。