・前文
ぼくは、おっぱいがだいすき。
でもおともだちは「まだおっぱいがすきなんて、こどもみたいだよ」といって、おっぱいをのみたくないみたい。そんなことないよ、おっぱいはおっきくて、やわらかくて、あたたかい。おいしいミルクは、ぼくをつよくしてくれる。おっぱいをのむのが、ぼくはとってもたのしみ。
そしてきょうは、まちにまったおっぱいのひ。はやくおっぱいをのみたいなあ。
・問題
「ぼく」が楽しみにしている「おっぱいの日」って何?どういう理由で存在する?
転載元: 「まだおっぱい飲んでんのか?」 作者: KY太郎 (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/5827
2XXX年。ある研究結果が注目を集めた。それは「母乳は老若男女誰にとてもよい影響のある飲み物である」というもの。さらにこの研究ではこうも綴られていた。「特に子供にとって乳房を吸い母乳を飲むことは、まず乳房の温度や感触によって精神的にプラスになり、さらに母乳を飲むことで健康面にも効果がある」と。
それから数年。小学校では母乳を出すことのできる保護者や教師が学校で子供たちに授乳する「おっぱい先生」が導入されていた。子供たちは月に1回「おっぱいの日」に乳房から母乳を飲む。このおかげで不登校や病気で欠席する生徒は激減したという。
しかし、小学生ともなると母乳を飲むのを嫌がる子供もいる。そういう子供たちに向けた絵本のひとつが、前文で紹介した文章なのである。
※母乳の成分は実際に大人にも効果があるらしいですが、だからと言って母乳を飲めば健康になれるのかは分かりません。あしからず。