日本に留学している、ちょっとうっかり者のネティプーンは、右足を地面につける回数が、左足を地面につける回数より増えたという。どういうことか。
転載元: 「立つシャム跡を濁さず」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/5778
ネティプーンは、60代の夫婦とシャム猫のミルラの住む家にホームステイしている。
ホームステイ先は、日本の中でもかなり寒い地域にあたり、冬はかなり冷え込む。
南国出身のネティプーンには寒さが堪えるようだ。
そこで、ネティプーンはもこもこ裏起毛のムートンブーツを購入した。なかなか快適である。
しかし、ムートンブーツには問題がある。一旦履くと脱ぎにくいのだ。
(あ、忘れ物した…)
ちょっとうっかりさんのネティプーンは、ブーツを履いてから忘れ物に気付く事も少なくない。
しかし、ホストファミリーと可愛いミルラの手前、靴を履いたまま家に上がるわけにはいかない。
せめて、脱ぎ履きの手間を減らそうと、利き足の右だけブーツを脱いで、部屋までケンケンで忘れ物を撮りにいくようになったのだ。
その分だけ、右足の方が左足より着地の回数が増えたのである。