いらっしゃいませ、居酒屋「ラテラル水産」にようこそ。
早速ですがお通し代わりにひとつ、ウミガメのスープにお付き合い願います。
当店で提供しているレモンサワーには2種類の作り方があります。
1番目は、味のないウォッカを、味のついたレモンソーダで割るというもの。
2番目は、味付きのレモンサワーの素を、味のない炭酸水で割るというもの。
一見どちらも変わらないようですが、お客様の好みは明確に分かれます。
特にお酒好きのお客様は2番目を好まれる方が多いようです。
これは一体どういうわけでしょう?
転載元: 「ラテラル水産 お通し編」 作者: 人参 (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/5714
当店ではレモンサワーを作る際、お客様の濃いめ/薄めのご希望に応じてお酒と割材の比率を調整しているのですが、
ウォッカ+レモンソーダの場合、アルコールを濃く作るほど味が薄くなり、
レモンサワーの素+炭酸水の場合、アルコールを濃く作るほど味が濃くなります。
そういうわけでお酒好きのお客様は、濃く作っても味が薄くならない「レモンサワーの素+炭酸水」を好まれるようです。
逆に薄めが好きな方には「ウォッカ+レモンソーダ」をおすすめしています。