「御神酒上がらぬ神はなし」という言葉があるように、神事と酒は切っても切れない縁がある。
しかし、最近造営されたある神社は「御神酒のお供え禁止」なので、世間で話題になった。
何故御神酒をお供えしてはいけないことになったのだろうか?
Q13名無し編集者さんの問題③のリサイクルです
転載元: 「【酒ますか?リサイクル】御神酒不要説」 作者: このは (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/5481
神主のカメオは高齢者。体力も限界のためは、神様が出雲大社に集まっている神無月の1か月のみしか開いていない。神が不在なのだから御神酒は不要だろう。
御神酒をお供えしないのだから、その分、多めにお賽銭を入れてくれるのではないか…という邪な考えから、カメオは「御神酒のお供え禁止」としたのだった。
最近造営された神社の神主のカメオ。
カメオは、神主になるためにまじめに修行に励んでいた。
だが、要領の悪いカメオは、神主になれた時には99歳となっていたのだ。
そのため、毎日、神主として働くには体力的に限界である。
そこで、カメオはひらめいた。
神無月である10月。神様は島根の出雲大社に集まるため、カメオの神社には神様がいない。
まつっている神様がいない時であれば、だらけててもいいのではないか…と。
だが、神無月の1か月だけだときっと収入も少なく生計がたてられない。
神様がいなければ、御神酒も供える必要がないのでは?と考えたカメオは、参拝者には御神酒代をお賽銭として使ってもらうため、「御神酒のお供え禁止」と張り紙をした。
すると、「御神酒のお供え禁止」の神社として話題になり、平均的な神社の年間参拝者数以上の参拝者が1か月間できてくれた。
その為、カメオは1か月で12か月分の働きをすることとなったため、全く休む暇もなかった。だが、ここまで働いたのだから、お賽銭もごっそり…と思い、ウキウキしながら計算すると格段と少ないではないか…。
御神酒代をお賽銭するだろうと思っていたが、そんなことをするわけもなく、参拝者は御神酒代がかからなくてラッキー♥としか思っていないのだ。
当てがことごとく外れたカメオは、寝込んでしまったのだ。