【酒ますか？リサイクル】生け贄の村

とある村に、人を喰らう化け物がいた。村人たちは、化け物を鎮めるため、生け贄を捧げることにした。
生け贄には、カメコという名の美しい娘が選ばれた。彼女は酒と一緒に供物として捧げられた。
震えながらカメコは待った。夜が更けた頃、化け物は現れた。死を覚悟したカメコはしかし無事だった。
一体どうしてだろう？

自分の投稿２のセルフリサイクルです🍶

カメコは村一番美しく、また村一番勇ましい娘だった。彼女は刺し違えてでも化け物を退治してやろうと思っていた。

化け物を待つ間、高揚し、武者震いに震えていた。
彼女は化け物が現れた瞬間、バシャッと酒を被り、松明を手に取った。
―これで準備OK。近づいた瞬間に着火して抱き着いてやるぜ。

化け物とカメコのにらみ合い。化け物は考えた。
（こいつ、火だるまになって俺様に特攻をかけるつもりか！）

その覚悟を感じ取った化け物は、逃げ出した。こんな戦闘民族を生み出す村に手を出すべきではない。

FA:刺し違えてでも殺してやるという覚悟を感じ取った化け物が逃げたから