思い思われ

カメオくんは、とてもきれい好き。自宅だけでなく町も綺麗にしたい！と思いたち、半年前から毎日ゴミ拾いや掃き掃除を始めたカメオくん。
そんなカメオくんがいつもならきれいに掃除をしているところをある時を境にある場所を掃除せずに頻繁に散らかすようになりました。
掃除をせずに散らかしているのに地域の人たちには、とても感謝されました。
なぜ、カメオくんは感謝されたのでしょう？

塩化カルシウムをまいてくれたことで、凍った道が安全に歩けるようになったから。

地域の人たちのために町の清掃を毎日しているカメオくん。
ある年の寒い冬。
雪が降った翌日、建物の影になり日があたらない場所が人に踏み潰された雪が固まり凍っているのです。その道を通る人たちみんな、すってんころりん、転んでしまっていました。
ここを歩く人が危険だ！と思ったカメオくんは、町役場から塩化カルシウムをもらい、道にばらまきました。カメオくんのおかげで凍っていた雪も溶け、安全に歩けるようになり、地域の人たちはカメオくんに感謝するのでした。
後日談。カメオくんの行動を賞賛した多くの住民は、カメオくんの町の清掃を一緒に行うようになったとさ。