カメコは正直うんざりしていた。
なぜなら目の前のコップがなみなみと注がれているのを見たからだ。
コップに口をつける代わりにため息をつき、その半分ほどを捨てた。
カメコはなぜうんざりしたのだろう?
転載元: 「泡があるなら」 作者: 佐々木なお (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/5280
検尿コップになみなみと小便が注がれていたから
看護士のカメコは、回収のため検尿コップ置き場の引き戸を開けた。
そこには、なみなみと小便が注がれたコップが置かれていた。
こぼさず運ぶことも難しいほどだ…
うんざりして検査に必要な量だけ残し、残りを捨てたのだった。