そこそこ太っているラテオは、様々なスポーツに挑戦しては、長続きせずに挫折してしまった。
サッカー、陸上、野球、テニス、体操、水泳、バイク、乗馬…何をやっても、痩せることはなかった。
しかし、彼が本気でe-スポーツに取り組んだ結果、なんと体重が大幅にダウンすることになった。
一体なぜ?
Q4アシカさんのオマージュです。
転載元: 「【運動ますか?オマージュ】白馬に乗った王子公園」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/4983
[理由]
スポンサーを得るために痩せなければいけなかったから。(そもそも痩せるモチベーションがないから運動が長続きせず、痩せなかっただけ。なぜ?は痩せた方法ではなく、それまで痩せようとしなかったのにeスポーツに嵌ってから痩せる努力を始めた動機を尋ねている。)
小さい頃から勉強も苦手、運動はもっとだめで、太りぎみ、引っ込み思案だった少年ラテオ。もっと活発な子になりなさいと、両親はラテオに様々なスポーツをさせたが、運動嫌いなラテオはどれもすぐ辞めてしまった。当然痩せることもない。
そんなラテオは、高校生の時、eスポーツに出会った。小さい頃からゲーム好きだったカメオは、めきめき頭角を現し、第一人者に名を連ねるレベルに達した。
そんなラテオに最大のライバル、カメオが現れた。ラテオと同い年だが、一流大学で優秀な成績を修め、乗馬の大会で何度も入賞する程の文武両道。そして何よりモデル並みのルックスとスタイルを誇る。もちろん言うまでもなくeスポーツの腕はカメオと同等、又はそれ以上だ。これまでeスポーツにあまり興味の無かった女性ファンも急増した。それだけではない。プリンス・チャーミング・カメオ(白馬の王子カメオ)として国際的に知られるカメオには、その広告効果に期待したスポンサーが世界中から集まっていたのだ。
ラテオは焦った。女性ファンはともかく、機材の優劣が大きく成果に影響するeスポーツ界では、スポンサーの有無は結果に直結する。このままではカメオに水を開けられてしまう…
ラテオは一年発起した。せっかく見つけられたeスポーツという目標。こんなことで失い
たくない。その一心で、eスポーツの大会出場を休んでまで、苦手な運動に死にものぐるいで取り組んだ。それ以外にも、食事制限、エステ、効果があると言われるものには何でも手を出した。その半年間の肉体改造の結果、ラテオはeスポーツ界に復帰した。カメオに匹敵するボディーを持ったダークヒーロー、ブラック・スナイパー・ラテオとして。
ブラック・スナイパー・ラテオは、プリンス・チャーミング・カメオと人気を二分し、ラテオにも多数のスポンサー(と女性ファン)がついた。そして、二人は良きライバルとしてその後のeスポーツ界を牽引する存在になったという。