奇妙奇天烈摩訶不思議

冬の寒いある日、男が公園のベンチに座っている。
ちらちらと雪が舞う中、手袋をしていない指先はまるで氷のように冷たい。

(まさか、こんなことが起きるとは…。)

男は、この場にいない「顔も名前も知らない、ピンク髪のツインテールでセーラー服を着ている、色黒マッチョ」に思いを馳せ、なんともいえない不思議な気分になった。

どういう状況なのか説明してください。

手袋をしていない指先が氷のように冷たい人「だ〜れだ？」

ピンク髪のツインテールでセーラー服を着ている色黒マッチョな男「…えっと、人違いです。
(まさか、こんなことが起きるとは…。ピンク髪のツインテールでセーラー服を着ている色黒マッチョ、自分以外にも居るんだなぁ…。)」

公園のベンチに座っているピンク髪のツインテールでセーラー服を着ている色黒マッチョな男が、知らない人に、手袋をしていない冷たい手で「だ〜れだ？」と目隠しをされている状況。