とある街では、格差社会が広がっている。街に住み続けてきたものと移住してきたもの、と差別されるのだ。街に住み続けている者は肉や魚、野菜などをたくさん食べられる。逆に移住してきたものはプロテインバーの一欠片のみ。それも、虫で作ったものを。また街に住み続けているものは金の飾りがたくさん付いている服をたくさん持ち、移住してきたものは汚い布の服を洗濯なしに着続けなければならない。しかも、移住してきたものは、きつい労働を行わなければならないのだ。
ところが、そんなことが200年間は続いているのにもかかわらず、移住してきたものは革命等の講義を一向にしない。
いったい何故?
転載元: 「格差社会は無くさなくていい」 作者: ツロトヴ (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/4759
要約:移住してきたものもいずれ街に住み続けているものと同じようになるため。
そもそもこの街は、移住してきた貧しいものたちが立てたところだが、彼らは街を立てて行くにつれ、富んでいくようになった。ところがそれを知ってさまざまなものたちが移住してきた。彼らに居場所を確保しなければならない。しかし、街を立てるのにたくさん資金を消費してしまったのだ。と言って、本能が自分たちは富んだ状態のままになりたいと言っている。結局本能の意見も聞いたということで、移住して数年間はそのようなことをさせ、その後は富ませるようにしたのだ。以降、この考えが200年間は続いている。