小学1年生のカメオは優等生だった。
授業も真面目に受け、協調性もある。
とても問題を起こす子では無いのだ!
その日は、学芸会の演目を決める日だった。
候補は【かぐや姫】と【浦島太郎】だ。
先生がまず「かぐや姫がいい人!手を上げて」と言うとクラスのほとんどが手を上げた。
次に「浦島太郎がいい人!手を上げて」と言うとなんとカメオ一人だけが手を上げた。
なぜカメオは一人だけ【浦島太郎】に手を上げたのだろうか?
転載元: 「一人だけの戦い」 作者: 佐々木なお (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/4710
カメオの席が教壇の正面の1番前だったから。
実はカメオは周りの様子を知らなかったのだ。
この問題のポイントは、逆になぜ他の生徒は全員【かぐや姫】に手を上げたのか?
先生は特に【かぐや姫】と【浦島太郎】について事前に生徒に何も説明をしなかった。
この状態で先の質問をした場合はどうなるか?
他の生徒の心理も単純なもので単に協調してしまったのだ。
最初に聞いた【かぐや姫】の時、一番前の列はカメオ以外か揃って手を上げてしまった。
後ろの列の生徒は次々につられて手を上げたため、結局手を上げなかったのはカメオだけだった。
そしてすぐに【浦島太郎】の決をとり、カメオだけが手を挙げ「あれ僕だけ?」ってなったのです。
カメオが横や後ろを確認したならば協調したかもしれない。
しかし先生から「きちんと前をむいて授業は受けなさい」と言われていたため、その時も守っていたのだ。
カメオは私ではないけれど、これは実体験です。
しかもその時は授業参観日でした。だから後ろを向かなかったかもしれません。
議題はたしか1枚の大きな絵を書くときの題材で遊園地か動物園かとかでした。
Q32の中学生の場合は、単にいじめでしょうね涙