小学生のウミオ、夏休み明けに自由工作を持って登校した。
すでにいくつか作品が教室の後ろの棚に置かれている。
・ペーパークラフトの大きな飛行機
・粘土の可愛い猫
・残暑を涼しくさせるスノードーム
・ビー玉を脱出させるダンボール迷路、などなど。
それぞれの作品の下には生徒の名前の書かれている紙の札が置いてある。
ウミオも先生から自分の札をもらって、その上に自慢の作品を置いた。
割り箸と爪楊枝で細かい所も作り込んだティラノザウルスだ!
ところがカメオの札は置かれているが、そこは空いている。
しかも先生はカメオの札を指して、カメオの作品が素晴らしいです!と言った。
なぜ?
※要知識です
No8佐々木なおさんの問題文のリサイクルです。
転載元: 「【夏休みますか?リサイクル】見えない作品」 作者: メラ (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/4659
小学生ながらトリックアートの名手・カメオは、『棚の上に「カメオ」と書かれた札が置いてある絵』を持ってきた。
ちゃんと棚の表面の質感と札の立体感が表現され、あたかも本物の札がそこにあるかのようなカメオの絵に、ウミオはすっかり騙されたのである。