禁断の崇拝

○○島には、ラテシン教というその島独自の教徒があるのだとか。ところがさまざまな記者がラテシン教のことをを知りたいと思って島の住民全員に聞いたのだが、誰もそのことを知らないといっているらしい。だがここで1番奇妙なことは、聞きにいった記者全員が、その通信っきり行方不明になっているのだ。そこで、現地調査員である俺「カメオ」と、ラテシン教の真実について調べていこうではないか。俺の調査に、君たちは参加してもらえるかい？

島の住民に詳しく聞くと、次のようなことがわかった。
この島では、最近若い世代の人たちが働きに出ていており、残ったのは中年、老年代だけになったそうだ。そこで住民が目をつけたのは「都市伝説」なのだ。彼らはラテシン教という実際には無い教徒を作り、記者などに来てもらうことで、島に若い世代の人たちが来るようにしているのだ。実際、行方不明になっている記者たちは、この島の住民になっているのだ。
そうか、そうだったのか。俺もこの島の住民になろうかな。