「ママー、冷蔵庫にあった私のプリン知らない?」
「・・・知らないよ? どこか別の所に置いたんじゃないの?」
「だってどこにもないんだもん。・・・ママが食べたんじゃないの?」
「食べてません! 私は本当に知らないからあっち行って!」
娘は母親のことを疑っていたが、今の母親とのやりとりで確信した。
(きっとママがプリンを食べたのだろう)
確実な証拠がある訳ではないのに娘がそう思った根拠とは?
※らてらてで出題済み問題。知ってる方は猿ぐつわをレンタルしていますのでご利用ください。
転載元: 「母と娘のプリン戦争」 作者: ダニー (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/4598
自室に居るとママがドアを開けて入ってきた。
「ママー、冷蔵庫にあった私のプリン知らない?」
マ、ママ? え? 今、私のことママって言った?
確かに最近物忘れがひどくて娘の私の顔も忘れることさえあった。
認知症を疑っていたが、まさか幼児帰りするなんて・・・
「・・・知らないよ? どこかに別の所に置いたんじゃないの?」
「だってどこにもないんだもん。・・・ママが食べたんじゃないの?」
「食べてません! 私は本当に知らないからあっち行って!」
ママは訝しげな顔をして「プリン、プリンどこー」と言いながらまた台所に戻っていった。
・・・どうやらふざけてる訳じゃないみたい。
これは間違いなく認知症だな…
確かに冷蔵庫にプリンはあったけれど、きっとママが食べて忘れてるんだろうなあ。