あなたは、ある企業の就職試験を受けた。
面接官は、彼の手元にある裏返しになった紙を指差し
「この紙を1分だけ見せます。
そのあと書かれていた内容についての質問します。
答えてください。」
と言われ、試験が始まった。
面接官は時計をちらっと見ると、紙の表面をこちらに向けた。
そこには文章になっていないカタカナが8列5行に並んで書かれていた。
記憶力の良かった私は難なくすべてのカタカナを覚えた。
もちろん、質問にもすべて完璧に答えられた自信があった。
同じ試験をとても記憶力の乏しい友人も受けたと聞いた。
私は友人へ試験の事を聞く必要すらないと高を括っていた。
結果は友人が内定を勝ち取った。
いったいどうしてなんだ?
転載元: 「理不尽な内定」 作者: 佐々木なお (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/4504
面接官にとっては、試験の内容など適当でよかった。
柔軟な対応をするかどうかを試していたのだった。
友人は、その説明を受けたあとすぐにメモをとる準備をした。
そして紙を見ている1分の間にすべて記録した。
それを見ていた面接官は、結局ひとつも質問をせず、
「今のところ、メモをとったのはあなただけです。
あなたのような固定概念を打ち壊す人材を探しています。
結果は後日お伝えします」
と言いました。
そして後日、友人は内定を勝ち取ったのでした。
こんな変な試験する面接官いましたよね〜。。。
無駄に意味のない試験をしたがります。
ひと昔前のIT企業の入試試験が盛り上がったように。。。。
(実は以前に勤めていた会社がこんなかんじでした)