私の視線の先にあるドアが開いた
ドアの向こうに女が立っている。
女は私に近づいてくる。
初めて見る顔。いささか緊張しているのだろうか?
しかし彼女は自分なりの正義を果たしに来たのだろう。
私は彼女の心意気に素直に感心した。
・・・数分後、彼女は落胆しドアに踵を返す。
残念なことに正義を果たせなかったのだ。
「・・・開けるんじゃなかった」
そう言い残し彼女は去っていった。
状況を説明してください。
転載元: 「優しき者の扉」 作者: タカシン (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/4479
献血ルームに勤務してる私
入口の自動ドアが開く。
ドアの先に若い女性、20代前半くらいかな?
女性が私に近づいてくる
女性「あのー献血したいんですけど、実は初めてで」
私「全く構いませんよ、ちなみにどうして献血に来ようと思ったんですか?」
女性「特に理由はないですけど強いていうなら人助けですかねえ。少しでも世の中に貢献できればと」
彼女はそう言い軽くはにかむ。
若いのに大したものだと 私は大変感心した。
献血する前に私は彼女にいくつか質問する。献血前の問診だ。
・・ふむふむ体調は問題なしか。そして次に放った私の質問で彼女は固まった。
私「ここ最近ピアスの穴を開けたりしましたか?」
女性「えっ?・・・両耳に開けましたけど。何か問題でもあるんですか?」
まあ 初めて来たのだからしょうがない。そこで私は説明する。
私「ええ、ピアスの穴を開けられた方には6か月は献血をご遠慮してもらっているんですよ」
彼女はそれを聞くなり肩を落とし入口に引き返した
去り際に彼女が一言「こんなことなら開けるんじゃなかったなあ・・ピアスの穴」
答え 献血ルームでのひとコマ