海の見えるレストランでウミガメのスープを注文した旅人の男。
男はウミガメのスープを一目見て「これはウミガメのスープであるか?」とシェフに訪ねた。
するとシェフは「yes…これはウミガメの原料としたウミガメのスープです。」と簡潔に説明をした。
しかしウミガメのスープを飲んだ男は死んでしまったが他のウミガメのスープを飲んだ客たちに異変は起きなかった。
男は一体誰でなぜ死んだのだろう?
転載元: 「新ラテシン OO問目のウミガメのスープ」 作者: 天童魔子 (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/446
砂漠化が広がり自然が消えた未来の世界。
そんな未来に過去からの旅人がヴァーチャルヴィジョンで映し出された海の見えるレストランに訪れていた。
男は映像の海を見て故郷を懐かしみ涙をこぼした。
男の名前は浦島太郎。
助けたカメに竜宮城に連れて来られ時を超えて未来に辿り着いた哀れな若者であった。
そしてメニューの中から唯一男にも馴染みのある名前の
ウミガメのスープを注文した。
しかし目の前に出されたスープは黒く濁っており途轍も無い異臭を放っていた。
荒廃した未来の世界では人類はアンドロイドと化しており
食事は電気か遥か太古の生き物を原料としたガソリンが主な主食となっていたのです。
男は普通の人間だったため拒絶反応を起こし死に至ったのです。