ある日の夕暮れ。
少年は、いつもトラブルを起こしている様なおじさんを町で見かけた。
この男は、いつも何かしでかして、周囲に迷惑をかけているようであった。
おじさんは、小学校の門が閉まって施錠されているにもかかわらず、
辺りをキョロキョロと伺い、よじ登って学校の中に侵入していた。
ところが、おじさんは教職員でもなければ用務員でもないのに、
警察が呼ばれ、騒ぎになる事は一切無かったという。
一体なぜ?
転載元: 「【闇鍋】不法侵入」 作者: qoop (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/4439
少年はフグ田タラオ
おじさんは磯野カツオであった。
タラオにとって、カツオはおじさんである。
カツオは、学校に忘れ物を取りに入っただけだったから、
先生に見つかっても、注意だけで済んだという事であった。