【星ますか？リサイクル】最悪の結末

タイガーマスク運動ってありますよね。伊達直人名義で恵まれない施設等への寄付行為を匿名で行なう全国的なムーブメントのことです。
私はこれにあやかって、「星飛雄馬」の名義でとある児童福祉施設に高額の寄付をしたのですが、これが世間から猛バッシングを受けました。
いったいなぜ？

署名により別の人物による寄付行為だと誤解され、その人が法律上「寄付を禁止されている立場の人」だったため、「寄付行為」がバッシングの対象となった。



【詳細】

私は他県に住んでいるので全く知らなかったのですが、たまたま施設の建っている地域の議員選挙に「日生 飛雄馬（ひなせ ひゅうま）」という人物が立候補していたらしいのです。

私が寄付をする時に付けた手書きの手紙が縦書きだったので、「星」を「日生」と読み間違えた施設職員がおりましてね。
ほら、立候補者から金品を受け取ると公職選挙法違反になるでしょう？
だから「これは受け取れない」と日生さんの事務所に連絡したようですが、当然日生さんは身に覚えがないと主張して、話が平行線になりました。

その後、お互いどう処理したらいいのか困り果てて警察に相談したため、大々的に報道されることになってしまったわけです。

いや、それはもう、ひどい有様ですよ。
日生さんの公職選挙法違反を疑ってバッシングしている人が多いようですが、他にも「立候補者の評判を落とす目的じゃないか？」とか、「むしろ逆に立候補者に同情票が入るよう画策したんじゃないのか？」とか・・・皆さん想像力豊かだなと感心します。

こうなってしまうと「何かの悪だくみがあった」ことが前提になってしまって、単なる善意で、偶然名義が似ていた可能性を考えてくれる人なんていないんですね。
「ただの善意というオチじゃ面白くない」って言っている人はいましたけどね。

本当のことを話そうと思って、これから警察に行くんですが、世間をガッカリさせるのが怖くてね。
「一番つまらない、最悪の結末」とか言われちゃいそうでしょ。
あははは・・・