新ラテシン　久しぶりのスープ

無人島に漂流したカメオ。
カメオは助けを求め毎日手紙を瓶に入れて海に流しているのですが
潮の関係からか手紙は再びカメオの元へ戻ってきてしまうのです。

しかしある日、手紙が他の誰かの元に届いたのです。
そしてカメオを捜索してくれていることを手紙で受け取ったカメオは自殺をしてしまったのです。

一体なぜ?

無人島生活で手紙を出し続ける日々を送っていたカメオは
何度送っても戻ってきてしまう生活にストレスを感じてしまい

いつしか自分自身と文通をしていると思い込んでしまったのです。

助けを呼べないカメオなりの現実逃避として
自分の中に理想の恋人の人格を作り上げ

手紙をやり取りしているっと想像することで辛い無人島生活を乗り越えてきたのです。

しかし手紙は誰かの元に届き、カメオを捜索してくれるという返事が返ってきたのです。
カメオはとても喜びました。

しかしカメオの中に生まれた彼女の人格はどうでしょうか？

自分にはカメオしか頼る存在が居ないのに
カメオは元の生活に戻ったらきっと自分のことなど捨ててしまうでしょう。

ましてこの手紙の主と恋が実るかもしれません。

カメオの中に生まれてしまった彼女には耐えきれないほどでした。

それは自殺をしてしまうほどね