これは、天使と人間が共存する世界でのおはなし。
エイルは堕天使である。天使学校でのテストはいつも最下位。いい点を取り、自分より輝いている友人たちを恨めしそうに見る毎日である。
ただ、特に困りはしていなかった。彼、エイルは性格だけは明るく、また怖いもの知らずでもある。沢山の友人を持つ人気者でもあるのだ。
そんなエイルが更生を志したのは、人間界に留学中、遊園地、友達の天使とは離れ、強がって一人でお化け屋敷を歩いたときなのだが、いったいどういうことか。
転載元: 「あほあほてんし」 作者: Duffy (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/4155
エイルは天使学校屈指のあほあほ天使。天使は、優等な天使であるほど頭の輪っかが光り輝くのだが、彼の輪っかは点滅中。今にも切れそうだ。そんな彼は、毎日頭に輝く輪っかを持つ友人たちに憧れていた。
ただ、彼が暗い(物理)と言えど、性格は明るい。彼はたくさんの友人も持っていた。
留学中。エイルは人間の少女に恋をした。いつかデートしよう。そう思っていた。
その子も交えて遊園地に行った時のことである。お化け屋敷に入ることになった。エイルにとって、距離を縮める絶好のチャンスだ。しかし…
「やだ…暗いの怖い…」「じゃあ僕にそばのいなよ。ほら。(ピカーッ)明るいからさ。エイル、お前もこっちこいよ!」
「………怖くないから俺は一人で行くよ!!!」
相手を取られたエイルは、更生しようと決意した。
【解答】頭の輪っかがエイルより光る友人に、好きな人と一緒にいる機会を奪われたため。