お気に入りの食器

彼はお気に入りの食器が汚れているのを見て驚き、安堵し、恐怖した

いったいなぜだろう

（要知識）

ここは中世ヨーロッパ

彼は食事をとろうとした時、お気に入りの銀食器が黒ずんでいることに気付く
この食事の中に毒物が入っていることに気づき驚いた
毒物を口にすることを回避することができ安堵したが、自分の命を狙っている者がいるのに恐怖した。

（中世ヨーロッパでは毒による暗殺が多く、毒物のほとんどは硫砒鉄鉱（ヒ素の化合物）が使われていた。その対策として硫砒鉄鉱に反応して黒ずむ銀食器を使い暗殺を防いでいた）