【軽め亀夫君問題】猫子さん問題

ワガハイは猫子である。名前はもうある。
どこで生まれたのかぐらいは見当がつくが、今は海亀町というところで暮らしておる。なかなか快適な町であるぞ。
しかし、そこで「しんでぃ」の諸君に相談したいことがあるのだ。同じ海亀町に住むウミコという名の女子中学生が、今現在、ワガハイと激しく対立しておってな。場合によっては、どちらかが深く傷つくような事態になるのもやむを得んかもしれぬのだ。
しかし、この件、ワガハイにはどうにもよく分からないことが多くてな。どうか、知恵を貸してもらえぬだろうか？

※この問題は亀夫君問題です。猫子に質問して、彼女の悩みを解決してあげてください。
※YES、NOで答えられない質問や指示なども出来ますが、相手は猫なので、分からないことや曖昧な回答も多いので注意してください。
※亀夫君問題なので、回答はだいぶゆっくりめになります。
※軽めだと思います。

猫子は現在野良猫で、ウミコは猫子の飼い主でも飼い主の家族でもない。しかし、これまでに3、4回、ウミコの登下校の最中にあまり車の通らない細い路地の真ん中などで、猫子がウミコの前か後ろから来る形で遭遇している。
ウミコは猫が嫌いではないようで、猫子の頭をなでてやったりもしていた。なでられた猫子も気分が良くなり、関係は概ね良好だった。
しかし昨日、猫子が初めてウミコのすぐ目の前を横切った。ネズミを追って民家の庭から別の民家の庭へと移動している途中だったのだ。猫子はウミコに注意を払う余裕がなく、そのまま通りすぎていったが、ウミコもそのときは特に気にしなかった。
しかしその直後、ウミコが曲がり角を曲がったところで、石に気づかず蹴つまづいた。地面で顔面を強打、頬に絆創膏を貼る怪我をすることになる。猫子もこのとき、少し離れた所でウミコのものらしき悲鳴を聞いている。
猫子は種類は不明だが黒猫で、目の前を横切ると不幸が訪れるという迷信がある。猫子はそんな迷信は知るよしもないがウミコは知っており、あの黒猫が目の前を横切ったせいでつまづいて怪我をする不幸が訪れたんじゃ、と思い始める。
そんなわけない、と思いつつも、ウミコも年頃の女子らしく占いやら迷信やらは気にするほう。翌日、また猫子が目の前を現れ、あからさまに警戒、不安、敵意の表情を浮かべるウミコ。しかし猫子には訳が分からず、様子がおかしいウミコの斜め前で立ち止まり、ウミコの敵意に反応して猫子もウミコに敵意を向ける。そのまま数分過ぎ、耐えられなくなった猫子がCindyに助けを求めた。
ウミコの身に起きたらしいことを猫子とともに推理し、黒猫に関する迷信などを猫子に説明し、そのまままっすぐ、横切らないようにウミコに近づくように猫子に指示すれば、ウミコも思い直し、すぐ前まで来た猫子の前にしゃがみこみ、警戒したりしてごめんね、とウミコが謝りながら猫子の頭をなで、猫子も、にゃ～ん、と甘えた声を上げて、無事仲直り、正解となる。