問題
亀山は美術部の部長であり、学校内でその絵の上手さで右に出るものはいない程であった。
水彩画や油絵でのコンクールに出場した事もあり、賞を何個か獲得している程の腕前であった。
そんな亀山も高校3年になり、卒業する事になった。
卒業記念で、亀山のクラス全員で絵を描くことになったのだが、なぜか亀山だけ製作現場に一切呼ばれなかった。
亀山は特に別に用事があった訳ではないとすると、一体なぜ呼ばれなかったのだろうか?
理由をお答えください。
転載元: 「ハブられた亀山」 作者: qoop (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/3947
解答
亀山は喘息持ちであった。
少量なら問題ないが、例えば花粉の季節などは咳や痰、くしゃみや鼻水など、体調がすぐに悪化してしまう。
クラスでの卒業記念は「黒板アート」であった。
黒板に壮大なイラストを描いて、皆で写真を撮るという企画だったが、チョークの粉が苦手な亀山はその製作活動を辞退したという。
残念ながら、亀山は製作現場に呼ばれなかったが、裏方として予め亀山がデザインを考えてラフ画を描いていたのであった
そして製作現場では他の人間で協力し合い、素晴らしい黒板アートを完成させたのであった。