クレアの合格に感動したせいで、アレンの部屋に燃やせるゴミが増えていった。 一体なぜだろう?
転載元: 「出来過ぎな人生」 作者: アシカ (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/391
【要約】
通信教材の漫画に啓発されて、シンディゼミを始めたアレン。しかし三日坊主ですぐに飽き、毎月送られてくる教材を放置していた結果、ただ燃やせるゴミのみが増えていくこととなった。
【解説】
大手通信教材、通称「シンディゼミ」の広告漫画。
主人公のクレアは、あまりぱっとしない成績の女の子。受験準備が本格的になり始める冬休み。そろそろ塾に通おうか悩んでいる多感な中学二年生であった。
そんなとき、才色兼備な部活の先輩から、「シンディゼミ」という怪しげな通信教材を紹介される。しぶしぶお試し版を解いてみると、なんて分かりやすい!安い!楽しい!やる気が止まらないわ!
「お母さん!あたし、シンディゼミを始めたい!」
「いや、塾に通いなさいよ。あきっぽいあなたが、ちゃんと最後までやれるわけ」
「ううん!できる!だって自分のペースで始められるし、半ペン先生が丁寧に指導してくれるの。しかもペラペラペラペラ」
「わ、わかったわ。そこまで食い気味ならやってみなさい」
こうしてシンディゼミを始めたクレアは、瞬く間に成績が急上昇。部活ではレギュラーの座を不動のものとし、意中の人とは両想いに。最後は恋人と一緒に難関校へ合格するという、めちゃくちゃ勝ち組な人生を送ることができた。さあ、みんなもシンディゼミを始めよう!
…という漫画を読んだアレンは、シンディゼミを始めることを決意した。しかし飽きっぽい性格は変わらず、早々にやる気を失った。にもかかわらず毎月教材が送られてくるので、誰も必要としない燃やせるゴミばかりが増えることとなった。