ある日、小腹を空かせた狐は、たわわに実ったおいしそうな葡萄を見つけました。
食べようとして懸命に跳び上がりますが、実はどれも葡萄の木の高い所にあって届きません。
何度はねたことでしょう?
そろそろ体力的にもしんどくなって、諦めてしまおうかと考え始めた頃。
たまたま近くを通り掛かった猿が、その葡萄が酸っぱくて食べれたものじゃないと狐に教えてくれました。
それを知った狐が先程にも増して力強く飛び跳ねたのは何故でしょう?
※No.10:つのめさんの問題文のリサイクルです。
転載元: 「【童話ますか?リサイクル】けど美味しい。」 作者: アメミヤ (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/3874
「猿がここの葡萄を食べた」ことが負けず嫌いの狐のハートに火をつけたから。
猿は、この葡萄が酸っぱいってなんで知ってるんだろ?
……猿はここの葡萄を食べたんだ。
猿は木登りができるから、簡単に取れたのかなあ。
木登りが出来ない僕には、あんな高いところにある葡萄を取るなんて、ムリなのかな?
……。
…ふ、ふん!
僕だって!
えいっ!えいっ!
・
・
・
…あっ、届いた!
…えへへ、
猿の言ってた通り、酸っぱいなぁ。