モクモクと煙が立ち上がる玉手箱の裏に自分の名前がデカデカと書かれていたので、
浦島太郎は老人にならなかった。
何故?
転載元: 「個人名」 作者: ダニー (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/3838
紙芝居「浦島太郎」
①タイトル「浦島太郎」
②浜辺で亀が子供達に虐められているシーン
③浦島太郎が子供達を諭し、亀を助けるシーン
④亀が浦島太郎にお礼を言うシーン
⑤亀が浦島太郎を背に乗せて海の中の竜宮城に向かうシーン
⑥竜宮城で乙姫と会うシーン
⑦竜宮城での宴会のシーン
⑧乙姫から玉手箱を渡されるシーン
⑨海辺に戻ってきたシーン
⑩海辺で玉手箱を開けるとモクモクと煙が出てくるシーン
⑪浦島太郎が老人になるシーン
子供達の前で上記の紙芝居を披露することになった離小島君。
しかしなんの奇跡か、紙芝居の⑪ページだけを飼っていたヤギが食べてしまっていた。
離小島君はそのことに気づかず紙芝居を始めた。
「浦島太郎ー」
タイトルを読み上げた離小島君は読み終えた①ページを最後のページの裏に重ねた。
「むかーしむかし、あるところにー」
市川悦子に声を寄せて紙芝居を朗読する離小島君。
話を進めていく中で②ページを①ページの裏に、
③ページを②ページの裏にドンドンと重ねていく。
「玉手箱を開けると、中から煙がモクモクと立ち上がって…」
本来ならこの⑩ページの裏に控えているのは浦島太郎が老人になるシーンなのだが、
⑪ページがないため、「浦島太郎」とタイトルがデカデカと書かれた①ページに戻っていた。
「…モクモクと立ち上がってー… えー… …浦島太郎ー」
そしてエンドレス。