教えてくれない

時は平安時代。藤原道長は、娘の彰子を一条天皇の后にすることによって、政治の実権を握った。この史実はあまりにも有名である。

それでは皆様は、素晴らしい知性と美貌を兼ね備えた人物、「蓮子」をご存知だろうか？彼女は藤原道長と関わりを持つ人物でありながら、どの教科書、そして歴史書にも全く記載のない人物なのである。

蓮子は、幼い頃から道長を敬愛していた。しかし彼女が二十代の頃、彼女は宮でその道長と会ってしまったために、その存在が消されてしまうこととなる。いったいどういうことだろうか。平安時代という大昔のことではあるが、理由を推論せよ。

今は2XXX年。技術発達が進んだ世界。ある一人の歴史研究者がいた。九条蓮子。彼女は美しい新進気鋭の研究者であり、彼女は藤原氏の子孫でもある。道長を敬愛し、彼の研究を続けていた。ある時、とある研究所でタイムマシンの研究が臨床過程であることを知った彼女は、タイムマシンを利用し、彼に会いに行くこととなる。宮に入った彼女。彼女を見つけたのは、紛れもない藤原道長であった。道長は彼女に一目惚れ。結婚の約束はどこへやら、彼女の事を忘れられず、いつしか正室をおざなりにしてしまう。二人のの間に子供が生まれなかった影響で、芋づる式に蓮子は存在しない状態とでなり、現世から消えてしまったのである。
なおその後、蓮子がいつのまにか消えたことに気づいた藤原道長は、渋々正室と付き合い、またあの歴女、蓮子は無事産まれたようである。
勿論、蓮子は未来の研究者であり教科書には載らないし、今の歴史書にも載っていない。

【解答】道長の恋心を奪い、正室との間の子供が出来なくなったため、子孫である親が消え存在しなくなったから。