芸術の秋。ユウトとユイカがベンチで談笑していると、街並みを描写している画家を見つけた。彼は全く名も知れない貧乏そうな画家であったが、その現実離れした美しい手捌きで絵を描き上げる姿に惹かれ、2人は彼に話しかけた。「うわあ、すごい綺麗な絵ですね。こんな絵を短時間で描いちゃうなんて。」「ありがとう。」
この後、画家を褒めるユイカを見て、ユウトは驚いて腰を抜かすこととなる。いったいどういうことだろうか。
※11/25(月)23:00終了予定です。
転載元: 「秋」 作者: Duffy (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/3805
小6の秋。冬の気配を感じる日、私たちは1人の画家に出会った。名前はカメオ。売れない画家であったが、彼の絵筆さばきは、魔法をかけているようで美しかった。彼の魅力に引っ張られるまま彼に語りかけた。「うわあ、すごい綺麗な風景画ですね!本物みたいです!」「ありがとう、褒めてくれて嬉しいよ。」「そうよ!カメオは凄いんだから!」
…ん?ユイカの声が絵から聞こえた。見ると、絵の中のユイカが立ち上がり、笑顔で私たちに語りかけている。「ど…どういうことですか!?」私が彼に訊くと、彼はこう答えた。「なあに、絵には絵の具と、あとちょっとした魔法が必要だろう?」いつの間にか、私を含め絵の中の人々は皆動き出していた。ユイカは笑顔でこちらを見続けている。その様子を見て、無邪気だった私たちは彼に憧れの目を向けた。
絵の中からショパンの夜想曲第二番が聞こえる。ユイカはそれに合わせて踊り出し、私に不器用な口付けをした。
どこまでが絵画の中の話なのかは、皆様のご想像にお任せすることとする。
【解答】彼の魔法で絵の中のユイカが動き出したから。