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僕たちの星【HBC#5】

[亀夫君問題]

時は2XXX年、宇宙飛行士であるあなたが搭乗していた宇宙船は不運なことに操縦不能となり、未知の惑星に墜落してしまった。
奇跡的に【あなた】は生存し、また幸いにも惑星大気の酸素など、生存条件も問題ないことが判明したが、その時の衝撃で仲間は行方知れずとなってしまった。
仲間を探し求め歩いていると、【あなた】はひとつの寂れた街を発見、そしてその街で一人の子供と遭遇する。

「僕の名前は、エルナト。え?お父さんやお母さんはどこにいるのかって?それは──」

【あなた】の問いかけに、エルナトと名乗る少年は俯いてしまった。
おそらく親とはぐれてしまったのだろう。

【あなた】は生き伸びるために、彼とともにこの星に生きる大人たちを探すことにした。
物語は、ここから始まる──。


***ルール***

a.エルナトと協力しこの星を脱出することができればゲームクリア!

b.この問題のストーリー内で動かせるのは主人公である【あなた】一人だけです。皆さんで協力して主人公を操作し、ゲームクリアを目指しましょう。
※他の登場人物を【あなた】が間接的に指示して動かすことは可能です。

c.参加者の皆様は【あなた】に名前をつけることができます。男性、女性、いずれでも対応しますので、ご希望の名前があれば1質問目で質問欄で提示ください。(質問数にはカウントしません)
※付けて頂いた名前は今後のストーリー進行や解説で利用させていただきます。
※「おまかせします」と書くとデフォルト設定になります。

d.皆さんは質問欄を通じて、周囲を探索することができます。
※探索可能範囲が増えるたびに適宜ヒント欄でお知らせします。
※現在の探索可能範囲についてはメモ帳欄に追記します。
※探索終了した場所はメモ帳に「探索終了」が追加されます。

e.ストーリー進行など重要なことは全てヒント欄に記載します。

f.その他、ルール質問はチャット欄または質問欄でお受けします。追加ルールがあればヒントやメモ欄でお知らせします。(ルール質問であれば質問数にはカウントしません)

g. この問題では残り質問数=空腹度を表します。食料を手に入れることで質問数が加算されます。
※残り質問数やその変動については質問に対する回答時及びヒント欄で適宜示します。
※食料の入手量には上限がありますので、質問数は無限ではありません。ご注意ください。

***注意事項***
1.質問数がゼロになれば餓死しゲームオーバーとなります。また、時間制限は2019年10月20日(日) 22時頃までとします。
※出題者の都合で終了時刻が遅れる場合、延期する場合がございます。ご了承ください。

2.バッドエンド、ノーマルエンド、トゥルーエンドの3通りがあります。
※バッドエンドは死亡時、制限時間が過ぎた場合のみ適応されます。通常にストーリーが進めばノーマルエンド、トゥルーエンドのいずれかとなります。


※9/30でCindyは二周年!
※Happy birthdy, Cindy!記念出題第1弾です。

出題者:
出題時間: 2019年10月5日 23:46
解決時間: 2019年10月20日 5:41
© 2019 エルナト 作者から明示的に許可をもらわない限り、あなたはこの問題を複製・転載・改変することはできません。
転載元: 「僕たちの星【HBC#5】」 作者: エルナト (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/3632
タグ:

ご参加いただきました皆様方には心より御礼申し上げます。
例によってタブは左から順に見て頂くことをオススメします。

★質問回数について
初期質問数:30回
水:質問数+10回 × 1個
食料:質問数+20回 × 3個 合計最大100質問

★簡易イベントリスト
※下記は問題開始時の初期設定としてのプロットです。
 実際のイベント内容は進行に応じて変更されている場合があります。

●廃墟(大)
→謎の施設 中に入るとロビーから「食料庫」「書庫」「倉庫」「研究室」に入れる
 食料庫 冷蔵庫に水がある 炊飯器、調理台、食器棚
     食料はないが炊飯器でお米を炊ける 食器棚にマイアの自宅の鍵がある
 書 庫 重たくて開かない 食料入手後に侵入可 「マイアの手記」、「地球の歴史」がある
 研究室 鍵必要(ダイヤルロック) 倉庫の鍵が落ちている 非常食がある
     マイアの書き置きがある
 倉 庫 鍵必要 修理道具あり ロケットと鍵の修復が可能 エルナトの充電コードがある
     
●廃墟(大)西の空き地
→墓地 書庫を調べた後ならば、マイアの墓を調べることができる 指輪がある
 他にも調べていると、マイアの墓と並んでエルナトの墓があることに気づく。
 彼の親族だろうか?という文面が示されるが、彼の名前の由来となった人物の名である。

●廃墟(大)東の空き地
→荒れ果てた田んぼ 鍬が落ちている 器具庫に戻す時に米を入手
 鍬は入手アイテムにはならない

空き地2つに訪れると、空き地の向こう側に次の範囲を見つけ探索可能となる

●廃墟(小)
 →折れた鍵を修復後に入れる 民家跡 マイアの家 小さなネジあり
  エルナトや宇宙船の設計図がある。
  
●瓦礫の山
→壊れたロケットを入手
 集落が崩れた跡 瓦礫の中を探ると仲間たちの無残な姿が・・・
 仲間たちはエルナトとともに墓に埋めることができる
 墓地でエルナトが起動停止 マイアの墓に気付けるようになる
 ダイヤルロックのパスコードを書かれた紙を拾う 瓦礫になった家の住人の所有物?
 実際はシンディと同乗していた仲間の所有物=元々この星の人間であることを示唆

上記2つ探索後、さらに下記探索可能

●大きな門
→街の入り口に当たる門 ロケットのハッチが落ちている
 外は荒野が続いている 非常食入手
 
★探索で見つけることのできる文章
★謎の施設 書庫 左の本棚
表紙には「マイア」と人の名前らしい文字が確認できる。
手書きの文字であり、日記だろうか。
この…はもう助からない。環境…壊により砂…化が進み、失わ…た緑は何十…経って…容易には…らないだろう。生き残…た私達は、たった五人でこの…を離れること…した。必ず、五人で……

…は成功した。鉱物は余るほど手に入…ものの、食…が足りない。…料も足りない。仲間も一…失ってしまった。幸いにも…だ定期的に雨が…るため…は手に入る。光から…気エネル…ーを作り出すことも…能だ。体力…存と作業の効率化を兼ねて、私は……

★謎の施設 書庫 右の本棚
表紙は……「の歴史」だけ読み取れる。
かつ……宇…へ……ーリ・……青……葉…残……面に…り……ニー……ング…………小さな一……にとって……である」と言っ……

★謎の施設 研究室のノート
エルナトのおかげで、なんとかあと一息のところまできた。しかし、なんだか昨日から体が重たい。そういえば、彼も同じようなことを言っていた。もしかしたら、何らかの感染症にかかってしまったのかもしれない。他の三人には遷さないようにしなくては。私は治るまで、この部屋から外に出ないことにした。本当は自宅に帰ってゆっくりしたかったのだけれど、家の鍵をなくしてしまったのだから仕方がない。いったい何処で落としたのだろう? この研究所と自宅からはほとんど出ていないから、この施設のどこかにはあると思うのだけれど

日記の最後は、文字が震えていて読みづらい。

お父さん、お母さん。ごめんなさい。
せっかく引き継いでくれた希望という名のバトンを、私、誰にも渡せそうにないや。
ごめんね、エルナト。もうすぐそっちに行くから。
ずっと言えなかったけど、私、あなたのことが、女

文章はここまでで途切れている。

★瓦礫の山で見つけた焼け焦げたノート
……優しい彼女のことだから、きっと事情を…せば分かってくれるだろう。そして、僕たちと、エ…ナトと、彼……

……僕はいつのまにか、彼女に…をしてしまったらしい。彼女は僕が地……

……んな危険な計…、うまくいくなんてとても思えない。そんな不安も、正直なところ、ある。もし仮に途中で…測の事態に陥っ……

……に流れ着いて、地………の中で眠ることができたら。…

地球の歴史
かつて地球人として初めて宇宙へ飛び立ったユーリ・ガガーリンは、「地球は青かった」という言葉を残した。初めて月面に降り立ったニール・アームストロングは、「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」と言った。
あれから何百年もの月日が流れ、この星の環境は目まぐるしく変化した。温暖化対策が叫ばれた時代もあったが、人間の欲望はとどまるところを知らず、砂漠化の進行により私達人類が生存できる場所はごく一部に限られた。だが、何も失ったものばかりではない。
西暦2003年に発見されたおひつじ座の赤色矮星ティーガーデン星に、地球によく酷似した惑星が存在することが2019年に発覚した。当初はその星に地球外生命体の存在も期待されていた。結果として生命の存在は否定されたが、12光年離れたこの星であれば移住することが可能であった。我々は様々な文明と引き換えにかけがえのない住処を失ってしまったが、この星から新たな星へ移住する技術を獲得することに成功したのだ。
しかし、何千万人にのぼる地球人すべてを移住させるには、我々には資源と時間が足りなかった。四千人という命が地球に取り残されたまま、我々の移住計画は無念の終了を余儀なくされてしまった。偉大なる四千の命に、神のご加護があらんことを。

マイアの手記
この星はもう助からない。環境破壊により砂漠化が進み、失われた緑は何十年経っても容易には戻らないだろう。生き残った私達は、たった五人でこの星を離れることにした。必ず、五人で脱出する。過去の文献を調べると、私達の祖先を見捨てたこの星の大多数の人間たちは、ここから十光年ほど離れたおひつじ座の惑星系へ向かったことが予想された。見捨てられた四千人の最後の生き残りである私達は、残された資源を頼りになんとか生き延びてきた。だが、最後の砦であったこの街ももう限界を迎えている。だが、この星にはもはや何も無いが、希望はまだ、ここにある。残された四千人の中にも、宇宙航空の知識を持った技術者はいたのだ。夢を諦めなかった両親や祖父母たちの意志は引き継がれ、数世代の時を経て、ここに実ろうとしている。最後まで諦めないでいてくれて、ありがとう、お父さん、お母さん。

***

残された資源から、宇宙船開発には成功した。鉱物は余るほど手に入るものの、食料が足りない。燃料も足りない。仲間も一人失ってしまった。幸いにもまだ定期的に雨が降るため水は手に入る。光から電気エネルギーを作り出すことも可能だ。体力温存と作業の効率化を兼ねて、私はロボットを開発した。大人サイズのロボットを作ることは出来なかったが、失った最後の仲間の名を彼につけることにした。おかえり、エルナト。

***

エルナトのおかげで、なんとかあと一息のところまできた。しかし、なんだか昨日から体が重たい。そういえば、彼も同じようなことを言っていた。もしかしたら、何らかの感染症にかかってしまったのかもしれない。他の三人には遷さないようにしなくては。私は治るまで、この部屋から外に出ないことにした。本当は自宅に帰ってゆっくりしたかったのだけれど、家の鍵をなくしてしまったのだから仕方がない。いったい何処で落としたのだろう? この研究所と自宅からはほとんど出ていないから、この施設のどこかにはあると思うのだけれど。

***

お父さん、お母さん。ごめんなさい。
せっかく引き継いでくれた希望という名のバトンを、私、誰にも渡せそうにないや。
最愛の人も失って、私はこの星とともに土に還るんだ。
ごめんね、エルナト。もうすぐそっちに行くから。
ずっと言えなかったけど、私、あなたのことが、好

***

アトラスの手記

マイアは我々のために、宇宙船を開発してくれた。あと少しでこの星を発つことができたというのに、彼女は病にかかり、そしてそのまま命を落としてしまった。僕たちは、彼女を墓に埋め、そして誓う。必ず、マイアの分まで生き延びる。

***

マイアは燃料が足りないと話していたが、奇しくも彼女の死をきっかけに、僕たち三人だけであれば宇宙船の燃料が持つであろうことが、彼女の遺した資料から分かった。しかし、彼女が遺したもうひとつ、エルナトを載せると重量オーバーになってしまう。だが我々には新たな燃料を作り出す技術も時間的余裕も持ち合わせていない。僕たちは苦渋の選択を強いられることとなった。計算上ではエルナトの充電は満タンの状態から三十年程度は持つだろうことが分かっている。自力で充電できる機能が備わっていれば良かったのだが、開発者のマイアがいない以上、ないものねだりをしても仕方がない。目標としている星までは最大速度で十数年の時間がかかるが、相対性理論の影響により、宇宙船内の僕らには三年程度にしかならないはずだ。往復してエルナトを迎えに来ても、彼の電池切れには間に合うだろうし、仮に間に合わなくても、僕たちが無事でさえいれば、戻ってきてから充電してあげることだってできる。
そう判断し、僕たちは彼を置いていくことにした。僕たちが生き延びさえすれば、いつか再び会えるはずだ。だから、必ず戻ってくる。その日まで、どうか待っていてくれ。

***

エルナトと別れを告げ、僕らは宇宙船に乗り込んだ。発射は無事に成功。光速の九十六%にも及ぶ高速飛行を繰り返し、片道三超年の長い旅路だ。無事に辿り着くことを祈る。

***

三年半近い時間をかけて、ようやくティーガーデン星の惑星系に辿り着いた。隕石のフリをしてこの星の住人たちに気づかれることなく潜入することに成功した。僕たちの祖先四千人が見捨てられてから百年超が経っているが、幸いにも言葉は大きく変化していることはなく、そのまま通じるようだ。それにしても僕たちのいた地球が地獄だったとしたら、ここは天国だろうか。僕たちがあんなにも苦しんでいたというのに、お前たちはこんなにも平和に暮らしていただなんて。だが、今いる彼らが悪いわけではない。当時の人間たちはもうとっくに死んでしまっているだろう。ここで暴れて罪にでも問われてしまったら、誰がエルナトを迎えに行く。だから、怒りや憎しみは心の奥に秘め、僕たちはこの星の住人に紛れて生きていくことにした。

***

僕たちは生まれ育った地球に戻るため、宇宙飛行士選抜試験を受け見事合格を勝ち取った。ここに来るまで、既に三年以上もの宇宙飛行を経験してきたんだ。どんな課題や訓練だって、僕たちにしてみれば大したことはない。必ず一人前になって、自分たちの故郷に帰るんだ。

***

ついに、宇宙飛行士としての地位を手に入れ、そしてあるミッションのメンバーに選ばれた。僕たち三人とともに、一人の女性を合わせた四人だ。この惑星に着陸してから五年超。エルナトの電源切れにはギリギリ間に合うだろうか。待っていてくれ、エルナト。

***

ミッションは終了し、後はあの惑星帰るだけだ。だが、ここからが僕たちの本当のミッションだ。わざと進路を外れ、僕たちの星、地球に不時着する。燃料はギリギリ足りることは計算済みだ。一緒に乗っている彼女には悪いが、優しい彼女のことだから、きっと事情を話せば分かってくれるだろう。そして、僕たちと、エルナトと、彼女の五人であの惑星へ帰ろう。
……これはずっと心に秘めていたことではあるが、僕はいつのまにか、彼女に恋をしてしまったらしい。彼女は僕が地球で生まれ育ったと知ったら、驚くだろうか。あるいは嫌われてしまうだろうか。これだけ勝手なことをしようとしているのだ、嫌われても無理はない。もし地球を出て無事帰ることができたら、この思いを君に伝えたい。
だが、宇宙飛行が難しいことは百も承知している。こんな危険な計画、うまくいくなんてとても思えない。そんな不安も、正直なところ、ある。もし仮に途中で不測の事態に陥って、この宇宙の何処かで命絶えることがあるとしたら。その時は、僕たちの星に流れ着いて、地球の土の中で眠ることができたら。

そんな、奇跡みたいなこと。

あるわけ、ないか。

皆様、今回の「僕らの星」にご参加いただき、誠にありがとうございました。
まず何かを語る前に。
エンディング条件については、壮大なネタバレを含むため、
これまで他の全てのタグを読まれたことを前提に、ここに記載をさせて頂きます。

★エンディング条件
●バッドエンド
質問数がゼロになる または 制限時間を過ぎる。
→シンディは母星に戻ることなく力尽きてしまう。

●ノーマルエンド
1.電池切れしたエルナトを墓地に埋葬し母星に帰った場合。
2.シンディとともに地球に不時着した三人を埋葬せずに帰った場合。
3.トゥルーエンド条件を満たさずに母星に帰った場合。
→シンディ1人で母星に戻る。

●トゥルーエンド
下記の条件を全て満たした場合、トゥルーエンドとなる。
1.エルナトが起動停止した後、充電しまた会話できる状態にする。
2.ここが地球であることに気づく。
3.エルナトを置いていった仲間たちが地球を離れたことを聞き出す。
4.エルナトとともにロケットに乗る。
→シンディとエルナトの2人で母星に帰る。

.

.


本問題での一番の肝は、
未知の惑星のはずなのに、この星にある言語をなぜシンディが理解できるのか
という点です。

その理由として考えられるのは、次の3つでしょう。

1.大人の都合(文字が理解できないのであれば物語が進まない)
2.この星がシンディの育った地球だから(映画「猿の●星」的な展開)
3.この星の文化がシンディの育った星の文化に関与しているから。

問題を作り始めた当初はただ1を理由にしていました。
2は流石に有名過ぎる前例がある以上、使いづらかったですし。
でもゲームシナリオを作り上げていくうちに、3のエピソードとしてある程度矛盾しない組み立てを考えたのです。
時代は今より900年くらい未来の話になるので、いろんな技術が確立して、宇宙飛行が比較的容易にできるようになった未来。
本来は全員を地球からセカンドアースとなるティーガーデン星の惑星へ移住させる予定であったため、ある程度の医療技術を持った人間や、宇宙船修理などが可能な人間を数人程度地球に残し、「最後の移住部隊」としてセカンドアースに連れてくる予定であったのに、
その前に資源が尽きてしまい、移住計画を頓挫させざるを得なかった。

だから、残された四千人は全員でセカンドアースへ移ってくることはできなかった。
そもそも、「もう長くは住めない」とされ見捨てることになった、地球。
四千人の残された人類たちは、みるみるその数を減らしていくが、皮肉なことに、人数が減ったからこそ少ない資源でも生き延びることもできた。
絶望の惑星、地球で生まれた命もあり、そうやって数を減らし最後に残されたのが、マイア、エルナト、アトラス、アルデバラン、ヒアデスの五人でした。

移住計画の打ち切りが2833年(大きな門のカレンダー)。
マイアたちが命を落とし、そしてアトラスたちが地球を発った日が、2928年(マイアの家の手帳)。
そして、シンディが地球に不時着したのは、2959年。

エルナトの充電は切れ、後少しで無事に戻ってくることのできたアトラスたちは不運にもこの地球で、命を落とすことになってしまった。

そんな物語が浮かんで、形にしたのがこの問題です。

でも正直、シンディの仲間=エルナトの仲間には気付かれないかなと思って、トゥルーエンドの条件は少し易しめにしていました。必要ありませんでしたね。
実は名前を確認すれば一発ですからね。そこを質問しようと思わせられるか。
ずっとどうしたら良いか悩んでいましたが、質問して貰えて、良かった。

施設横の墓には、最後の生き残りとなった五人の地球人が、仲良く、安らかに眠っています。
物語とはいえ、やっぱり亡くなった人は幸せであって欲しい。
皆さんのお陰で、彼らも少しは幸せになれたのではないかと、
自分勝手ではありますが、そんな風に感じております。

いつもながら長いあとがき。語り始めると止まらないたちなのです。
すみません。という訳で、そろそろあとがきも終わりにしたいと思います。

改めまして皆様、今回の問題にご参加頂きまして誠にありがとうございました。
今後また亀夫君問題を出題することがありましたら、その時はまた、よろしくお願い致します。

2019年 10月 20日


出題者:
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と 匿名パトロン 3 名
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Cindy