十数年ぶりに帰省したシン太郎が細い裏道を車で走っていると、見通しが良い交叉点にミラーが取り付けられていることに気が付いた。それを見て、この近くで人が死んだのだろうと予想した。
周囲に事故の形跡はなく、過去に事故があったという事実も無いのだが、彼の思考過程を説明して欲しい。
※9/30でCindyは二周年!
※Happy birthdy, Cindy!記念出題第1弾です。
※期限は10/4(金) 23時頃までとします。
転載元: 「不可思議なカーブミラー【HBC#1】」 作者: エルナト (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/3603
一方通行の道、ミラーが無くても十分に左側を見渡せるのにミラーが設置されている交叉点。
シン太郎が昔の記憶を辿るとこの交差点の角に昔、駄菓子屋があったように思われた。
つまりその駄菓子屋が取り壊されて空き地になったことで見通しが良くなってしまったのだろう。そして年齢を逆算してみると、きっともうあの駄菓子屋のおばちゃんは……。
切ない思いで、シン太郎はそのまま道を進んで行った。
すると、もう一本先の交差点には潰れたと思っていたその駄菓子屋と、店頭に立つ年老いてお婆ちゃんになってしまったあのおばちゃんの姿があるではありませんか。
自分の勘違いに気付くとともに無事だったおばちゃんに安堵し、近くのコインパーキングに車を停めたシン太郎は、昔懐かしの駄菓子の味を堪能するのであった。
それにしても、はて、あの交差点の角にはいったい何があったんだっけな……。
***要約***
交差点の角にあった家(店)の人が亡くなり、家(店)が取り壊されたことで見通しが良くなったのだと予想した。