夏休みの宿題を提出しなかった秋津くん。
彼が先生に怒られなかったのは、二丁目の駄菓子屋さんでトンボ花火が売り切れてたからなんだって。
一体どういうことだろう?
つのめさんの問題なのです
転載元: 「新ラテシン 「蜻蛉ますか?2019リサイクル」ひと夏の危険」 作者: 天童魔子 (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/3558
近所の駄菓子屋さんで「いつも」トンボ花火が売り切れになっていることに気づいた秋津くん。
駄菓子屋でそんな人気のある品物ではないはずなのに
トンボ花火を購入しに来る人がちらほら現れるのに
実際に秋津くんはトンボ花火をしている人を見たことは無かった。
これは何か事件の匂いがする
好奇心に駆られた秋津くんは探偵ものに影響されたのもあって
しばらくその駄菓子屋を調査する目的で『観察日記』を書いていたのです。
すると不自然なことに気づき
その店で取り扱っていたものがトンボ花火と揶揄されていた覚せい剤的な何かであることを突き止めたのです。
そして証拠となる観察日記を警察に提出してしまったために
事件の全貌が解決するまで秋津くんの手元には返ってこず先生も事情を知っているので怒ることはしなかったのです。