クローズドサークル

とある資産家が所有する孤島の館に、歌手と画家とバーチャルユーチューバーとスポーツ選手が招待された。

館の主人がスポーツ選手に殺された。
スポーツ選手は実は一千万円の懸賞金がかけられた、凶悪殺人犯だったのだ！

しかも運悪く、招待客全員に犯行現場を見られた。おまけに自分の素性までバレてしまった。

そこでスポーツ選手はある行動を招待客たちにとった。

その結果、警察の事情聴取の際に招待客全員が『館の主人は事故死した』と証言した。

スポーツ選手は何をした？

スポーツ選手は一千万円以上ある壺全部を指して言った。

「もし俺の犯行を黙っててくれたら、ここにある壺全部持って行っていいよ。でも警察にバラしたら、今すぐここにある壺全部叩き割ってやる！」

画家、歌手、Vtuver。いずれにせよ職業が安定してるとは言い難い彼らは喜んでこの取引に応じました。

死体を見ても通常通りの人非人どもは特に良心は咎めなかったでしょう。
スポーツ選手を通報することに躊躇がないのなら、館の主人の死を隠蔽することにも躊躇もないのだから。

この畜生フレンズどもめ。