「ある天気の良い日にカメオが散歩をしていると、きれいな青紫色のアジサイが咲いており、その周りに大勢の人だかりが出来ているのを見かけた。
カメオがその光景に驚いたと言うのは、なんとその人たちが、アジサイの葉の上にいるカタツムリを見て、一様に声を上げ、涙を流していたからなのだが、一体どういう事だったのだろう?」
この問題文を見たエルナトは、アジサイの『AB』に注目した。
通常、『AB』は『af』または『ae』だが、もしも『af』であればカタツムリはアジサイに寄り付かないはずである。しかし問題文ではキチンと『ae』となっており、カタツムリはアジサイに寄り付くことができる。
そうか、だから人々はカタツムリを見て感動していたのだな!
一人納得していたエルナトであったが、とてつもなく要知識であったが故に、これによるウミガメのスープの出題は見合わせることにした。
なおこの知識とは、土がアジサイとカタツムリに及ぼす影響についての知識である。
ところで、ここに1本の『なた』がある。
そして一匹のカタツムリがいる。
このカタツムリは、この『なた』の何処を這っているだろうか。
理由とともに答えよ。
※dytyさんのオマージュです。
※質問数制限は 20回 までです。
※問題文の通り、要知識要素がありますので検索可とします。
転載元: 「【蝸牛ますか?オマージュ】蝸牛 下から見るか 横から見るか」 作者: エルナト (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/3306
1.要知識についての解説
アジサイの花の色は、「土が酸性かアルカリ性か」に影響し、
酸性の土なら青系の色、アルカリ性の土なら赤系の色になります。
一般的な土壌は酸性成分が多いので、何もしないとアジサイは青色になりがちですが、土に石灰をまくことで人工的に赤系の花にすることが可能です。
一方、カタツムリやナメクジ避けする場合、土壌に石灰をまきアルカリ性にすると良いと言われています。
彼らは酸性の土を好む性質があるためです。
よって、問題文の通り、青紫色の花のアジサイにはカタツムリが群がりやすいということになります。
2.『』内の解説
1の知識から、AB、af、aeにはそれぞれ「いろ」、「あか」、「あお」という仮名文字が対応することが分かります。
でも何故大文字と小文字と別れているのでしょうか?
ここで、af=あか、ae=あお、つまりa=あ、e=お、f=かであることから、
小文字のアルファベット順=五十音順に対応していることが分かります。
では、AB=いろ となるのは?
そうですね、いろは順ですね。
ここで、アルファベットは26文字しかありませんので、例えば五十音順→「ろ」をアルファベットで表せない、いろは順→「お」をアルファベットで表せないことから、このように大文字小文字で別々の考え方をしたことが伺えます。
3.問題の答え
ということで、最後の問いかけについてです。
『なた』に『』が付いてますので、2の考え方がヒントだと考えます。
まず、アルファベット→いろは順の変換で『なた』になるのは『UP』
一方、アルファベット→五十音順の変換で『なた』となるのも『up』
よって答えは「なたの上」です。