見知らぬ部屋の机の中に、大切に仕舞われた一枚の手紙と一冊の日記を見つけたシン太郎。
「あなたのことを誰よりも愛しています」
手紙に書かれたそんな一文を見て、「この手紙を書いた人は今どこにいるのだろう」と気になったシン太郎は、続いて日記を読んだことでその人物の居場所を知ったのだが、日記にはその手紙の事は書かれておらず、恋の話も相手を特定できる文言はなかったという。
いったいどういうことだろう。
転載元: 「世界中の誰よりも。」 作者: エルナト (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/3287
事故により記憶を失ったシン太郎は、まるで初めて入ったように思える見知らぬ自室の机に大切に仕舞われていたラブレターを見て、シン太郎のことをこんなにも思ってくれていた人がいたのだと思ったが、続けて読んだ日記とラブレターの筆跡が同じであったことから、そのラブレターはシン太郎自身が好きな人を思い書いたものの、ついに渡せなかった手紙なのだと気が付いた。