ある男が、とある女に恋をした。
一本気な性格の男は、身持ちが堅いその女に何度も交際を申し込んだ。
自分には釣り合わないと断り続けていた女だったが、男は決してめげなかった。
しかしあるとき、鰹のたたきがきっかけで、男は自分に脈がないとはっきり悟った。
どういうことだろう?
~No.3 アシカさんのリサイクルです~
転載元: 「【鰹ますか?リサイクル】海へお帰り。」 作者: dyty (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/3176
【答え】
港の船幽霊だった男(元・漁師)は、自分が死んでいることに気が付いておらず、その港でよく見かける海女にアタックし続けていた。しかし、女がいつも「自分には釣り合わない」と答える時に、おびえた表情だったのが気になっていたので、男は女を気遣い、あれやこれやと手を尽くしてきた。
ある時、耐えかねた女が「男の墓」に鰹のたたきを供えているのを見て、初めて男は自分に脈がないうえに「脈がない(死んでいる)」ことをはっきりと悟ったのだった。
男「いやマジで『脈』がないとは思わんかった」