AはBに強い殺意を抱いていたAは、次のように犯行を行った。
1、Bに何らかの用事があると言い、予定を開けてもらう。
2、Bに鍵を開けてもらった後、あれやこれやと、脅迫し、追い詰める。
3、2をした後、Bを自動的に転落するよう仕向ける。
Aは最終確認した後、その場を後にした。その後の警察の調査では、Aの思惑通り、自殺という線は濃い。しかし、S刑事はこういった。
S「これは自殺じゃない。他殺だ。」
S刑事はなぜそう考えたか?
転載元: 「S刑事の推理」 作者: Angela (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/3141
実は、Aは万が一、自分の指紋が残ってはまずいと思い、ドアノブの指紋を中と外、丁寧にふき取っていたのだった。しかし、それは仇だった。当然、家主のBの指紋は残っていても当然だ。それが無かったことを疑問におもったS刑事は他殺だと見抜いた。