ある戦争の真っただ中、A国の前線で夜景の任務にあたっていたC伍長が翌朝、血相を変えて城に戻ると、王様にこう進言した。
C伍長「王様、大変です。私には昔から特殊能力があるのですが、それによりますと、今晩、B国が奇襲をしかけます。今から策を練ったほうがよいでしょう。」
実際その通りだった。伍長の言うとおり、B国が奇襲をしかけた。しかし、伍長の進言を受け入れていたA国軍はB国軍を一蹴した。これは何から何まで伍長のお手柄だ。
しかし・・・・・・。
A国の国王「Cよ、お前を二等兵に格下げをする。」
それはいったいどうしてか?
転載元: 「伍長の失態」 作者: Angela (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/3139
C伍長の特殊能力は予知能力。実は彼は予知夢を見ていたのだった。つまり、夜警の最中、ずっと寝ていたことになる。これは立派な任務違反。だから、二等兵に格下げという厳罰を受けたのだった。