四畳半ワンルームのボロアパートに住む阿原屋スミオ。彼がある晩アパートの自室で寝ていると、真夜中に壁の向こうから声が聞こえてきて目が覚めた。どうやら声は隣の部屋から聞こえるようだ。スミオは文句を言うために自室を出て隣室のドアチャイムを鳴らした。ややあって玄関口まで出て来たのは隣に住む音鳴さん。音鳴さんは突然のスミオの訪問に驚いたようだったが、彼の言い分を聞くと申し訳なさそうに平謝りし、その後は静かにしてくれた。案外話の分かる人なのだと安心したスミオは、その晩はそのまま寝ることにした。ところが次の晩スミオが寝ていると、また真夜中に壁の向こうから音鳴さんの話し声が聞こえてきた。そしてそれから数日間、同様のことが続いた。しかしスミオが音鳴さんに文句を言いに行くことは二度と無く、それどころかスミオは音鳴さんのことが怖くなってアパートから引っ越してしまった。何故だろう?
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以下のいずれかを満たした時に問題を終了致します。
① 2019年4月27日(土)23時59分59秒になったとき
② 未回答の質問が無い状態で24時間経過したとき(詳細はメモ欄を御確認ください)
転載元: 「お隣の音鳴さん」 作者: TATATO (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/3109
スミオはアパートの2階の一番西の端の部屋に住んでいる。最初の晩は東側の壁の向こう、つまり隣室から音鳴さんの声が聞こえてきたのでスミオは文句を言いに行った。しかし次の晩からは自室の西側の壁、すなわちアパートの外壁の向こうから音鳴さんの声が聞こえてきた。誰も居るはずのない空間から聞こえてくる音鳴さんの声にスミオは恐怖し、アパートから引っ越してしまったのだった。