君の名はウミコ

カメオは海亀市内にアトリエを構える有名な美術家だ。ある時ウミコは、カメオに絵の作成依頼を持ちかけた。

それからカメオはウミコに夢中になっていったのだが、ウミコは酷く不愉快だった。なぜか。

【解説】
絵描きのカメオは、ウミコに依頼され、ウミコの肖像画を描くことになった。

しかし何度も何度も手直しをしていくうち、なぜか絵の中のウミコの方が見違えるほど美しく仕上がってしまった。

カメオはついに絵の中のウミコに心を奪われてしまい、それを見た本物のウミコは大層不愉快になったのだ。