肉まんを一口食べたカメオは「これは美味しい餡まんですね。」とシェフにたずねると
餡まんなんて作っていないシェフは「いい加減なことを言うな。」と声を荒らげました。
しかしカメオが肉まんを半分に割り中の肉を見せるとシェフはカメオの言うことを認めざるを得なかった。
一体なぜ?
転載元: 「新ラテシン 偽人間団子と人間饅頭」 作者: 天童魔子 (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/299
カメオは裁判にかけられることになった。
当然カメオは無罪を主張したがシェフはカメオを有罪だと譲らなかった。
どちらも他に証拠も証言もなく困った裁判官は2人にある提案をした。
餡まんと肉まん。外見がそっくりな子のふたつの内1つを
カメオに選ばせ
餡まんを選んだのならカメオは無罪。
肉まんを選んだのならカメオは死刑。
これなら公平な取り決めだとみんな納得したが
気に食わないシェフは2つとも肉まんに変えてしまった。
しかしそれに気付いたカメオは自分が選んだ肉まんを一口で食べると
残った方を割って中身を確認させた。
『肉まんが余ってるってことは僕が食べたのは餡まんってことだよね?』
シェフは自分のインチキが発覚してしまうためカメオの言い分を認めるしかなく
カメオは肉まんの味に違和感を覚えあの時食べた肉まんは人肉だったと悟って自殺しました。