ある日、カメオはカメミを海が見えるレストランに招待し、一番高いメニューであるウミガメのスープをにこやかに食べはじめた。
実はカメオはカメミに恋していたのだが、最近あえなく振られてしまい、今は二度と彼女と会いたくないというほど落ち込んでいる状況なのだ。
では、カメオのこの行動にはどんな理由があるのだろう?
転載元: 「すうぷでりしゃす」 作者: tomo (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/2971
長年片思いを続けてきたカメミに告白しようと考えたカメオ。
彼はまず、彼女を海が見える素敵なロケーションのレストランに招待した。そこで頼むメニューはもちろん、一番高いウミガメのスープ。
にこやかに談笑しながらスープを待つ間、カメオはカメミにさりげない口調で鎌をかけた。
『ねえ、カメミさんって今、気になっている人とかいるの?』
カメミは困ったように微笑むと、優しく答えた。
『う~ん。今はそういう恋愛とかよりも、友達を募集中かな。カメオ君とはこれからも友達でいようね』
カメオは最近カメミに振られた。極々最近、ほんの数秒前の出来事である。
カメオに出来ることは、にこやかな笑顔を浮かべながら、運ばれてきたスープを食べはじめることだけだった。