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幸運のシンボルとして知られる、『四つ葉のクローバー』
ギネス世界記録によると、なんと56葉のクローバーというものまで見つかっているそうです
56枚も葉があるなら、四つ葉のクローバーの14倍の幸運が・・・なんてことは、決して無いのでしょうね
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【問題】
沈んだ気分で野原を歩いていたカメミちゃん。四つ葉のクローバーを見つけても、葉が何枚付いているか分からないほどのクローバーを見つけても、気分は晴れないまま。しかし、葉が二枚しか付いていないクローバーを見ると、急に嬉しくなったという。何故?
転載元: 「二枚目の葉」 作者: tomo (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/2871
カメオ君に片思いをしているカメミちゃん。毎日それとなくアタックを仕掛けているのに、カメオ君は全く気付いていない様子。
すっかり沈んだ気持ちで野原を散歩していると、四つ葉のクローバーが生えているのを見つけた。幸運の印である四つ葉のクローバーも、今のカメミちゃんにとってはただの草。蹴散らすようにして再び歩き出す。
しばらくすると、今度は、何枚あるのか分からないほどの無数の葉っぱが生えたクローバーを見つけた。カメミちゃんはなんだか、幸運の神様に笑われているような気分になった。
その時、ふと、カメミちゃんは良いことを思い付いた。このクローバーを使って、カメオ君の気持ちを占ってみよう。
早速クローバーを摘むと、葉を一枚一枚ちぎりながら、『好き、嫌い、好き、嫌い・・・』と唱え始めた。無心にちぎり続け、どんどん減ってゆくクローバーの葉。
やがて、カメミちゃんは手を止めた。残っている葉は、二枚。今、葉をちぎったとき、私は『好き』と言った。
ということは・・・
カメミちゃんはなんだか嬉しくなって、その二枚の葉っぱのクローバーをそっとポッケにしまった。
【解説】カメミちゃんは、無数の葉が付いているクローバーを花占いのように用いて、彼氏の気持ちを占っていた。葉が五枚、四枚、三枚・・・と減ってゆき、残り二枚になったところで、結果が『好き』になることに気付き、嬉しくなった。