カメコが好きな人と結ばれたのは、その日の朝、庭にツルがいたからだというのだが、いったいどういうことだろうか。
エルナトさんのリサイクルです。
転載元: 「【鶴ますか?リサイクル】その時、鶴が動いた」 作者: 灰色ヤタガラス (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/2800
登校中のカメコ。つい、意中の相手であるカメオの家の前を通ろうとしてしまう。
と、ちょうどそのカメオが、彼の家の玄関から出てきた。
カメオ「あ、カメコさん。おはよう」
カメオ「お、おはようござーー」
ーーそのとき、二人のそばを、鶴が通りかかった。
カメオの家の庭にいたのが、出てきたのだ。
突然現れた巨大な鶴に、カメオは硬直。あからさまにビビり始める。
カメオ「……な、何で、こんなところに鶴が……。こ、こええ……」
その様子を見てカメコは、
カメコ(……なんか、可愛い)
と思ってしまうだった。
カメコ「この鶴、最近、このあたりでよく見かけるんだって。どこかから逃げてきたんじゃないかって、この辺じゃもう結構有名だよ?」
カメオ「……そ、そうなんだ……俺、動物とか苦手で……しかもこんなデカいの……」
カメコ「……しょうがないなあ。ほら」
自然と、カメオに手を差し出すカメコ。
鶴にビクビクしながら、カメコの手を握るカメオ。
この件をきっかけに、二人の交際が徐々に始まりましたとさ。
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要約:カメコが朝の登校中、カメオに偶然会い、さらに鶴に偶然遭遇し、鶴にビビるカメオに自然と手を差し出せたから。