「ん…え!?ここどこ!?
なんか変な部屋に閉じ込められてる!
どうしよう!」
突然、動揺したような声がどこかから聞こえてきた。
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みなさんは、うまく彼を誘導して、このダンジョンから出してあげてください。
※BAD ENDはありません。
途中の説明や途中のシーンなどはメモに順次追加していきます
初出題なので、つたない部分も多々あると思いますが、楽しんでいただけたら幸いです
転載元: 「~のぶ太と、ダンジョン大冒険~」 作者: jacky7s (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/258
転送装置に入ると、体が何かに引っ張られるような感覚とともに、意識が薄れていった…。
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「おめでとう、のぶ太君。やれば出来るじゃないか。」
「ひどいよドロえもん!どうしてこんなことしたのさ!」
「……実は僕、未来に帰らなくちゃいけないんだ…。
…だからその前に、君には僕がいなくてもやっていけるようになってほしかったんだ。
君が無事脱出できて、嬉しいような悲しいような…複雑な気持ちだよ。」
「えっ…。」
突然の出来事に、頭が真っ白になり、何も言えなくなってしまう。
「さよなら、のぶ太くん。」
「そんな…。」
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「うっそでっしたー!!
未来になんて帰りませーんっ!!!」
「ええええええぇぇぇぇっっ!!!!???」
「だまされた?ねえだまされた?ドキッとしたろ!」
そういってドロえもんは腹を抱えて笑っている。
「なんだよそれ…。」
文句を言おうと思ったが、なぜか涙が出てきて言葉にならない。
「おいおい泣くなよー。大体、ぼくがのぶ太君を置いて未来に帰ると思うかい?」
そういうと、ドロえもんはポンポンと肩をたたいてきた。
「…本当に、本当に帰らないんだよね…?」
「何度も言わせるなよー。
君があまりにも僕を頼りすぎてたから、たまには一人で頑張ってもらおうとしただけさ。
…これからもよろしくね、のぶ太君。」
「…こちらこそ、よろしく、ドロえもん。」
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~のぶ太と、ダンジョン大冒険~ 完