離れて住む祖母が亡くなった時、カメオにかかってきた電話。
「もしもし、こちら亀山カメオさんのお電話でよろしいですか?」
「はい、そうですが」
「こちらは警察です。実はさきほど、お祖母さまが亡くなられまして」
「えっ!」
「ご愁傷さまです。近所の方に、身寄りはあなただけとお聞きしたのですが」
「ええ、私の両親が亡くなってからは。……でもどうして?警察ということはなにかあったのですか?!」
「2階の物干し場から間違って落ちてしまったようなのです。お隣の方から通報がありまして」
「ああ、なんてことだ」
「ご遺体は水平市民病院です。こちらに来てご本人かどうか確認していただけますか」
「わかりました。会社を切り上げて向かいます。2時間くらいで着けると思います」
後日警察は、上記の会話から、祖母の死にカメオが関与しているのではと疑念を持ったのだが、どうしてだろう。
転載元: 「警察からの電話」 作者: GoTo_Label (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/2554
警察は、カメオのもうひとりの祖母が健在で、カメオの父(母)以外に子供がいたことを知った。
死んだのがどちらの祖母なのかをカメオが確認せず、「身寄りがないほうの祖母」であることを知っていた受け答えをしたからである。