新ラテシン　人を呪わば穴二つ

どうしても劇で主役をやりたかったカメコ。
しかしライバルのウミコも主役に立候補した。

そんな時、カメコは呪いの本と出合った。
この呪いの本を使えば嫌な相手を不幸にできるが
その代償として相手に呪った不幸やケガの代償を自分が負うと言うものであった。
カメコはこれを使いウミコに怪我を負わせ主役の座から引きずり降ろそうとした。

しかしカメコはウミコを呪うことはせず主役の座を手に入れた。

一体何故？

カメコは指先をちょっと切りわざと自分で傷つけ
そして早朝に学校に行きウミコの机の中に呪いの本を隠したのです。

あとはいったん家に帰り何食わぬ顔で登校し
わざとらしく包帯で強調した指をみんなに見せて昨日怪我したんだよねとアピールしたのです。

そしてウミコが呪いの本に気付き本を開くと仕込んでいたカッターの刃で指を切り
呪いの本の存在とその呪いの代償によって怪我をした風にみんなの前で装ったのです。

そしてウミコを悪者にしてクラスみんなから無視されたり
そんなにして主役が欲しいのかこの卑怯者め（｀・ω・´）と誹謗中傷や陰湿な嫌がらせを受けさせて
主役の座を辞退させるよう追い込んだのです。
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しかし、カメコ。
ウミコはイジメに耐え切れず自殺をしてしまったのです。
偶然手に入れた呪いの本であなたを呪いながらね